エンジニアとして、どのプログラミング言語をマスターするのが仕事に有利なのか、考えどころでしょう。もし、次のプログラミング言語を学びたいと思っているのであれば、Scalaを習得するのも選択肢の一つです。アメリカのIT企業を中心にこちらのプログラミング言語を使って開発が進められています。日本でも注目のプログラミング言語になってきて、使用頻度が増えてきています。
Scalaの特徴として見逃せないのが、Javaのプログラムを動かすJVMで動作できるプログラミング言語である点です。JavaやKotlinと一緒でJVM言語といわれています。Scalaの場合、JVMがパソコンで読み取り可能な言語に変換してから実行されるので、OSに関係なく動かすことができるわけです。
エンジニアにとって、Scalaは比較的学びやすいプログラミング言語である点は大きなメリットです。というのも、コードがほかのプログラミング言語と比較して少ないからです。たとえば、JavaをScalaに移行する際には、Javaの半分くらいのボリュームのソースコードでプログラミング設定することが可能です。作業時間を大幅に短縮でき、修正する場合も元のボリュームが少なめなので余計な時間を削減できるでしょう。
また、セキュリティ対策にも優れているのもメリットの一つです。コンパイル時に詳細にわたってチェックするので、バグの入り込む余地はほかのプログラミング言語と比較してかなり減らせます。